ベビーマッサージの資格内容
ベビーマッサージは主に母親と子供のスキンシップを通して、子供とのコミュニケーションを図るための仕事です。
日本においてはあまり有名ではありませんでしたが、欧米でセレブたちが利用しているということが伝えられたことにより、日本でも有名人が採り入れるようになりました。
現在では一般人も多くベビーマッサージを希望しており、全国各地でベビーマッサージ講師を呼んでの講習会が開催されています。
ベビーマッサージの資格は民間団体から数多く主催されており、それぞれ独自の方法で資格認定を行っています。
いずれの資格も基本的には「ベビーマッサージとは何か」というところから始め、マッサージに必要な用具や場所、語りかけの技術などを学んでいきます。
資格認定を受けることにより、自宅や会場を借りてベビーマッサージ講習会を開催することができるようになるのです。
仕事をすること自体に特に必須となる資格はないのですが、大切な赤ちゃんの健康のための方法ということもあり、ほとんどすべての講師はいずれかの民間団体の資格を受けてから就業しています。
協会から資格者として認定を受けることで各地の講習会を案内してもらったり、定期的な研修会に参加できるようになったりするでしょう。
ベビーマッサージ資格取得までの流れ
ベビーマッサージの資格として有名なものは、一般社団法人日本アタッチメント育児協会の行う「アタッチメント・インストラクター基礎講座」です。
こちらでは「ベビーマッサージインストラクター」や「アタッチメント・食育インストラクター」といった複数の資格講座をまとめて受けることができるようになっています。
日本アタッチメント育児協会では子供とのふれあいを多面的にできる講師を養成していることから、保育士や幼稚園教諭など他の児童福祉の仕事をしている人からの受講もかなり多く見られます。
受講をしたい場合は、まず公式サイトもしくは電話・FAXから受けたい講座について問い合わせをしましょう。
申し込みができたら1週間以内に受講料の支払いを行い、その確認が取れた時点で講座の案内が送付されます。
あとは講座当日に受講会場で必要なコースを受け、最終的に認定試験(実技試験・筆記試験)を受けます。
最終的な合否通知は受講から2~3週間あとに登録の住所に送付されるようになっているので、そこから仕事をしていくことができるようになります。
なお民間資格としてはやや珍しく、こちらの講座では資格の更新制度がなく、講座受講修了から年会費や更新料を請求されることはありません。
一方で年に1回ある全国大会への案内や、他の資格の案内などを受け取ることができます。