チャイルドマインダーの資格内容
チャイルドマインダーとは、少人数での保育を行うための資格です。
保育士と少し似ていますが、保育士が認定保育施設で多くの子供たちのクラスを担当するのに対し、チャイルドマインダーは数人程度の子供を自宅かそれに近い環境で預かることが前提になっています。
数年前から新しい保育の仕事としてテレビなどで取り上げられるようになり、有名人が民間の資格を取得したということが伝えられることで、かなり世間的な認知度は高くなりました。
チャイルドマインダーとしての仕事をするにあたり必要となる資格はないのですが、従来までは少人数の託児所というと認可外の環境であったため、今ひとつ信頼性のない場所とされてきたことへの解消として用いられています。
むしろ保育園や幼稚園における大人数クラスでの保育と異なり、少人数での保育は一人ひとりの個性に目が向きやすく、独自の保育方法をとることが可能です。
チャイルドマインダーは保育士資格と比べてかなり簡単に取得することができますので、保育関連の職種に転職をしたいと考えているけれども保育士資格を取得するような時間的な余裕がないという人におすすめです。
チャイルドマインダー資格取得までの流れ
子供に関する民間資格が年々誕生している現在ですが、チャイルドマインダーは歴史も深く、その内容は信頼性が高いものとなっています。
もともとチャイルドマインダーは70年以上前のイギリスで生まれており、少人数保育の専門家として社会的地位も高く置かれました。
日本においては民間資格として扱われていますが、イギリスでは国家資格として国民的によく知られており、希望して預ける人も多くいます。
本場イギリスのチャイルドマインダー資格と連携している国内資格には「BTEC認定」という文言がついています。
「BTEC認定校」としてチャイルドマインダー資格を取扱っているところとしては、まずヒューマンアカデミーのチャイルドマインダー養成講座です。
ヒューマンアカデミーは全国にスクールを持つ有名な資格専門学校ですが、受講することによりスクーリングでチャイルドマインダーに必要な技能を身につけることができます。
すべての課程を修了するとBTEC認定証が発行されることになりますので、サービスを行う施設に提示をすることが可能です。
チャイルドマインダー養成講座では「事例対応ワーク」という実践を意識したカリキュラムが組まれています。
この事例においては、チャイルドマインダーとして勤務をしている人が高確率で遭遇する子どもや親とのトラブルが掲載されているので、実際の現場にすぐに役立つ知識になります。
さらにビジネスとして行う場合のコツも教えてもらえるので、独立を考えている人にもおすすめです。